忘れられないお客様

遺言書

2016年7月13日


丁度今から1年前くらい。

お世話になっている方からのご紹介でお会いしたYさん。

末期の肺がんで余命6か月と言われていましたが、既に1年くらい経ってたかな。
とても元気でパワフルな女性でした。

ご依頼は、遺言を書き直したいとの事でした。

詳しくお話を聞くと、
余命宣告をされた際に急いで公正証書遺言を作ったが、その内容を見直したいので手伝って欲しいとの事でした。

その頃には入退院を繰り返していたので、何度も病室に伺いお話を聞かせて頂きました。

子ども時代の思い出、お仕事を始められた頃の事、若い頃に旅行に行った話など、直接遺言に関係ないような話までたくさん聞かせて頂きました。

時には笑いながら、時には泣きながら、真剣にご自身の人生の最期に向き合われていらっしゃいました。

無事に公正証書遺言を作り、その中で遺言執行者に指定頂き、「これで安心した~!」と言って頂けました。

それから1か月半ほどでYさんは旅だたれました。

人の人生の最期に寄り添い、人生の締めくくりに立ち会わせて頂き、場合によっては旅だたれた後までお手伝いさせて頂く。

法律職ならではの仕事だなと思わせて頂いた経験です。
Yさんとの出会いと経験から、遺言作製のお手伝いや相続の手続きを行政書士として自分の中心業務にしようと思いました。


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佐々木啓

旭川市の行政書士の佐々木啓です。行政書士になるまでは普通の会社員でした。自分自身が病気をして、手続きや制度で困ったな~という経験がこの仕事を選んだ理由です。「困った!を何とかしたい!」が私のテーマです。

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佐々木啓

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